小説家になるなんて夢みたいな話だ。
今はどうか知らないが、昔はよく聞いた話だし、正直言うと今の自分の心の中にも存在する。
そんな弱気を抱えながらも小説家を志すワナビは、日本全体で一体いくらくらいいるのか気になったので、個人的観測で調べてみたいと思う。
まず俺が主戦場にしているライトノベル。
最大手の電撃文庫。次に、ファンタジア文庫、MF文庫J、最近だとGA文庫がメキメキと頭角を現しつつある。 他にはガガガ文庫や老舗のスニーカー文庫、ファミ通文庫、ネット小説という新たな市場を開拓したヒーロー文庫 ……などなど。
新人賞2016年度版
・電撃大賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4878
・富士見書房ファンタジア大賞・・・・・・・・・・・・・・・・・1232
・MF文庫Jライトノベル新人賞 ・・・・・・・・・・・・・・・・・1590
・GA文庫大賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1287
・小学館ライトノベル大賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1812
・スニーカー大賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・不明(多分700くらいだと思う)
・ヒーロー文庫 (ラノベ作家になろう大賞)・・・・・・・・不明
最近猛威を振るうヒーロー文庫だけど、「小説家になろう」というサイトからの引き抜きで大きな成果を上げているレーベルだから、新人賞にはあまり力を入れてないのかも。編集者不足という噂もあるしね……。
で、話を戻すけど、上記の主な新人賞応募者の数を足すと、単純計算で大体1万人ぐらいってことになる。もちろん俺のように、複数のレーベルに渡って応募している人たちもいるだろうから実数はもっと少ないかもしれないけれど。
そして上でも述べているように、最近のライトノベル界で猛威を振るっているのが、「小説家になろう」という巨大小説投稿サイトからの商業化である。
「小説家になろう」トップページには、小説掲載数約410,000作品 登録者数約810,000人という莫大な利用者数がいることがわかる。
これは商業化する際の知名度という点では、電撃文庫すらも抜いているだろう。
一人の作家が二作品と考えても、「小説家になろう」の作家は20万人!!!
小説新人賞応募というハードルがあるにしても、最大手の電撃大賞の40倍!!
推論に推論を重ねた数字に過ぎないが、「小説家になろう」というサイトの潜在力の凄まじさを改めて実感した気分である。
う~ん、俺も「小説家になろう」に一回、投稿してみるかなあ? でも、ランキング見るとどれもこれも異世界転生や俺tueeが絶対条件であるかのように上位陣の傾向は似通っているし、ストレスレスな作品が多すぎて少し読みごたえがない作品が多いような気がしなくもない。
まあ、傾向にのっとって作品を投稿したとしても、人気を得られる可能性もまた低いとは思うんだけどね(゚∇゚ ;)
一方、一般文芸の方はというと、
有名な江戸川乱歩賞、このミステリーがすごい大賞、ともに応募数は400前後。やっぱり、どうせ俺なんかが応募しても受かるわけがないと考える人が多いんだろうか。
単純にミステリーという媒体を面白く描くのがとても難しいというのもあるのだろうけれども(; ̄Д ̄)
ミステリー小説読むの大好きだし、いつか俺も江戸川乱歩賞なんかにも挑戦してみたいなあ、と思った今日この頃でした。
題名と締めの言葉がズレとるΣ(゚д゚;)
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